京都の総合学習塾 立誠学院グループ

~〇〇な秋~

最近は、朝晩と涼しくなり、秋らしい過ごしやすい季節になってきました。皆さんは「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」って聞いたことありますか。「釣瓶」とは、最近は見かけなくなりましたが、井戸から水をくむために縄などにつけた桶(おけ)のことです。秋は日の暮れるのがどんどん早くなっていくことを、井戸の釣瓶が落ちる速さにたとえて表現しているんですね。
また、「○○の秋」とよく言われますが、秋と言えば何をイメージしますか。食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋など、色々な言葉が思い出されますが、ぜひ「読書の秋」を楽しんでください。本嫌い、読むのが面倒くさいという人がいるかもしれませんが、ロシアの小説家チェーホフは次のような言葉を残しています。「書物の新しいページを1ページ、1ページ読むごとに、私はより豊かに、より強く、より高くなっていく」一冊の本との出会いが、人を成長させ、人生を変えるきっかけになる場合があります。まずは、図書館や本屋さんなどで、自分が興味のある本を見つけてみましょう。