こんにちは。城陽市・久津川駅から徒歩5分の学習塾「クラス指導LiNKS(リンクス)」城陽校の佐々木上です。
開設以来、合格率100%を誇る「同志社・立命館中専門コース」の主任として、全4回に分けて、同志社・立命館中本校、ならびに系列校の、2025年度の入試傾向と、今後の対策についてご説明差し上げます。
第3回目は「立命館中学校」について。
(立命館中学校 公式ホームページより)
🔴 ALコース(学力伸長・特進)/ CLコース(中高大一貫)の受験制度
2026年度の受験制度について、はじめに知っておくべきことは以下の通りです。
① ALコースを第1志望として、CLコースを併願にすることができる。
② 小学5年生と、6年生1学期(または前期)の、学校評定がきわめて優れている場合は「A-1方式(総合力優遇)」で受験ができる。
※3段階評価の学校は、54点中49点、5段階評価の学校は、90点中81点で出願できる。
③ 学校評定が優れており、かつ、英検3級以上の英語力、諸活動での参加経験がある場合は、「A-2方式(英語力優遇)」で受験できる。
※3段階評価の学校は、54点中45点、5段階評価の学校は、90点中75点で出願できる。
注意点は、小学校の調査表だけで、合格が確定するわけではない、ということです。すなわち、A-1方式や、A-2方式での受験資格を得られとしても、入試は必要です。合格倍率は、例年、およそ1.5倍程度です。
なお、A-1方式、A-2方式の資格が得られない場合は、B方式での受験となります。2025年度の倍率は2.1倍でした。
後期受験の場合、倍率はさらに上昇します。2025年度は3.2倍という、非常に狭き門になります。
🔴 入試の傾向と対策
立命館中において最も点数に開きが生じるのは、算数ではなく「国語」です。同志社中で出題される論説文が約3000字であるのに比べて、立命館中の論説文は約5000字です。さらにその上、7000字の物語文が加わります。
漢字や文法の知識はもちろん、読解力と記述力の両方が必要です。そして算数でも同様、「課題文を読みこなす力」が求められます。
なお、理科と社会は、幅広い範囲からバランスよく、基礎知識が出題されます。突飛な出題は、ほぼありません。
そしてまた、受験の形式によって、科目数や、面接の有無が変わります。「どの形式で受験するべきか」「面接練習とは何をどうすればいいのか」等、決めかねること、不安なことがあろうかと存じます。
大丈夫です。すべて私たちにお任せください。
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【この記事を書いたひと】
佐々木 上(ささき じょう)先生
立誠学院グループ「同志社・立命館中専門コース」主任。
授業大会の優勝実績はナンバーワン。生徒・保護者からの信頼も抜群。
好きな食べ物はランチパック。苦手なのはスポーツ全般。50m走はもはや完走できる自信がない。