こんにちは。城陽市・久津川駅から徒歩5分の学習塾「クラス指導LiNKS(リンクス)」城陽校の佐々木上です。
開設以来、合格率100%を誇る「同志社・立命館中専門コース」の主任として、全4回に分けて、同志社・立命館中本校、ならびに系列校の、2025年度の入試傾向と、今後の対策についてご説明差し上げます。
第2回目は「同志社中学校」について。
(同志社中学校 公式ホームページより)
2022年度入試から、算数・国語の2科目入試となった本校。それ以来、「同志社ブランド」の人気と相まって、受験倍率は年々増加しています。
過去3年間の合格得点率は、65~67%(160点中103~107点)と安定しており、その出題傾向も一貫しています。
🔴 同志社中の算数
例年、まずは小問が7題並びます。すなわち、計算問題、単位換算、整数、角度、体積、といった問題ですが、ここで点数を落とすわけにはいきません。
確実に出題されるのが「図形問題(平面図形・立体図形)」。そして「速さ」に関する問題と、「比」を用いる問題。これらはもう、何十年も出題され続けています。特に「比」は、図形とからめて出題される年もあるので、「相似」の単元をおろそかにしないように。
昨年度の、同志社中学校の学校説明会では「10年間ほどの過去問を解けば、本校のおおよその傾向がわかるはず」とアナウンスされました。すなわち、これまでの出題傾向は、今後も踏襲される、ということです。
🔴 同志社中の国語
国語においては「論説文を読み取る力」と「語感・語彙力・文法力」が真正面から問われます。
漢字問題、文法問題、空欄補充、記号問題、記述問題、・・・と、いたってオーソドックス。突飛な設問は全くありません。
また、出題される文章は、年度によってまちまちです。主だった傾向はありません。学校説明会では「さまざまな文章読み取る力」を問う、と告知されています。
説明文、論説文、物語文、詩歌、と、どのようなジャンルの文章にも対応できるよう、幅広いトレーニングを心がけましょう。
🔴 2026年度に向けて
同志社中学校の入試は、まさに「中学入試の王道」。
学習塾で採択されている問題集を、幅広く、漏れなく理解しましょう。「解けない問題を見きわめる」といったテクニックも必要ですが、それは受験シーズン終盤で練習すること。
特に、小学4~5年生の方は、焦らず、日々着実に、漢字や計算といった「学力の土台」を築き上げるべきです。大丈夫。必ず間に合います。
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同志社・立命館中専門コースについて
【この記事を書いたひと】
佐々木 上(ささき じょう)先生
立誠学院グループ「同志社・立命館中専門コース」主任。
授業大会の優勝実績はナンバーワン。生徒・保護者からの信頼も抜群。
好きな食べ物はランチパック。苦手なのはスポーツ全般。50m走はもはや完走できる自信がない。